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光の当て方次第
ホームのチューリップ
Depends on how the light shines
33.0 × 43.0(cm)
鏡にガラス用塗料、シナベニヤ合板 glass paint on Mirror, plywood
2025年
photo by 本田耕人 / HONDA Koh
鏡を色彩の一つとして、絵の具と同じように使いたいと考えています。
きっかけは、夜道でわたしの姿がガラスに反射したとき。ガラスの向こう側には暗さの濃淡があり、影が鏡のようになっていることに気がついたことです。絵の具に鏡の効果を組み合わせることで、その時の視覚の経験に近づけるのではないかと思っています。モチーフは、だれかの管理下にありながらも自由に伸びていく、身近なみちすがらの植物にゆだねました。
作品の目の前に立つとき、わたしたちと描かれた色面は重なりあい、共に画面を作ります。描くことで姿を留めたい気持ちと、今の瞬間を目の当たりにしたい気持ちとで、絵を描いています。
「光の当て方次第」(2025年)出展
Depends on how the light shines(2025)
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